うまくいく「距離感」
【日蓮宗 本土寺の紅葉】
こんな寓話をご存知ですか?
ある寒い夜、二匹のヤマアラシの夫婦は、寒さを避けるためにお互いの体を寄せあって温め合おうと思ったそうです。
しかし、ヤマアラシの体一面に鋭いトゲがあるために、寄せ合いすぎると、とげが刺さって痛くてたまりません。
しかし何度か試行錯誤を繰り返した後、相手にトゲが刺さることなく、お互いに温かいと感じるような、ちょうど良い「距離感」を見つけ出したそうです。
人間関係もお互いにうまくいく「距離感」があるのではないかと思います。
あまりに相手に近寄りすぎても、遠ざかりすぎても、うまくいきません。
相手の気持ちを尊重することが大切です。
甘えと自立のちょうどいい「距離」を見つけ出すこと、それが、最高の人間関係を築くことになると思います。
きっと、相手の負担にならないように自立し、相手の自尊心をくすぐるような距離感が良いのかもしれません。
「距離感」を意識して、相手と接してみてはいかがでしょうか。
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